実験・検証

な、夏が来るぞ~!ガスガンのバルブを絞って初速調整

02

気付けばもう、 2ヵ月ぶりのブログ更新でございます。

全然更新してないけど、サバゲーやめたわけではないですよ?

サバゲーはちょこちょこ行ってますし、サバゲーアーカイブの方も毎週記事をアップしております。

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サバゲーアーカイブ

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さて、最近九州では当たり前のように最高気温が25℃を超えてきております。

暑い…。

そして、暑いということは、サバゲーマーにとっては…

そうです。

ガスブロが熱い!

しかし、

快調に動作する⇒熱い!素敵!最高!

だけならいいのですが、そうもいきませんよね~。

気温が高くなり過ぎると、今度は初速オーバーの危険性が出てきます。

ということで今回は、ガスガンの初速調整を行います。

ちなみに、今回初速調整に使用したMP7はこちらの記事で初速アップカスタムを行っています。

【過去記事】MP7A1ガスブローバック:気温に合わせて初速調整!初速アップカスタム

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長物ガスブロ:初速オーバーの危険性

長物のガスブロを使い始めるまでは、高温下とはいえ初速オーバーになる危険性があるとは思っていませんでしたが、実際のところ普通に起こり得ます。

特に、今回のMP7のように初速アップカスタムを施している場合は注意が必要です。

私は東京マルイのMP7を使用していますが、室温約25℃の状態で初速を計測してみました。(マガジン表面温度24~25℃)

ガスはHFC-152aを使用し、マガジン5本で各10発計測したところ、このようになりました。

1 2 3 4 5
94.5 94.3 97.2 95.4 94.1
93.8 93.8 94.6 95.4 91.9
93.1 91.5 93.1 94.3 91
92.2 90 91.5 93.9 89.4
92.5 88.9 90 93.4 88.6
92.2 88 89.9 94.1 87.2
90.7 87.8 90.2 93.6 87.1
90.7 86.6 89.1 92.7 86
90.5 86 87.8 92.5 85.7
90.2 84.7 88.3 92 86.3

ガスガンは撃つたびにマガジンが冷えてしまい、134aや152aのガスを使うガスガンはその影響で初速が下がっていきます。

見てわかる通り、数発撃てば全くもって安全圏内の初速になるのですが、注意しなくてはならないのが初弾です。

室温25℃でこれです。

マガジン5本の初弾の平均初速は95.1m/s

最も高いもので97.2m/s

この感じだと、気温が30℃になればオーバーしてしまいそうです。

初速調整(抑制)方法

以前、MP7の初速アップカスタムを行った際に「夏が来たらインナーバレルを純正に戻して初速を調整しよう」と思っていましたが、もっと単純で簡単な方法がありました。

それは、「ガス放出バルブで調整する」というものです。

なんだ当たり前じゃん!と思われる方も多々いらっしゃるかと思いますが、私は先日気づきました…。

ガスガンのバルブは(物にもよるかと思いますが)、回転させてガスの流量を調整できるようになっています。

LAYLAXのバルブの説明にも「放出量の調整が可能!!」とあります。

一般的なハンドガンでは初速がオーバーすることはまずないので、ハンドガンのバルブの口は真上に来るようにセットして、常に全開の状態にしています。

MP7のマルイ純正バルブも同じような作りになっていて、バルブの口の位置を調整するとガスの放出量を調整することができます。

バルブの調整は、マガジン上部のパーツを外して目で確認しながら行います。

上部のピン2本を外すと上部のパーツが外せますが、スプリングが飛んでいかないように注意が必要です。

黄色〇のピンを外すとバルブを覆っているパーツが取り外せます。

バルブの交換や位置調整にはバルブレンチが必要になります。


●ガスガン放出&注入バルブ用トライアングルバルブレンチ,5408V2

バルブの口が真上(全開状態)

バルブを回転させて口の位置をずらします。

やることはたったのこれだけです。

これならとても簡単にできますが、実際どの程度初速が変わるのか検証してみます。

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バルブ調整による初速変化

先ほどご紹介したバルブ調整を行って、初速がどのように変化するのかを検証します。

【検証条件】

・マルイMP7のマガジン5本を使用

・全てのマガジンには冷え対策のスポンジを入れている(過去記事:スポンジ)

・バルブは全て純正

・マガジンそれぞれのバルブ調整ビフォー、アフターで、10発の初速を計測

・室温約25℃

・各測定前にマガジンの表面温度を測定し、24~25℃であることを確認した

・使用ガスはHFC152a(過去記事:エアダスター代用)

・弾速計はACETECH AC5000を使用

ビフォーは先ほどの表の通りです。

バルブ調整後、以下のような結果となりました。

1 2 3 4 5
91.5 90.4 89.7 88.9 88.9
91.4 90 88.3 88 88.6
90.7 88.9 88.8 88.1 88.6
89.7 88.8 87.5 85.9 88
89.2 88.4 88.1 86.6 87.2
89.1 87.8 87.5 85.7 86.8
88.4 86.9 87.5 85.3 86.6
88 86.5 86.9 84.7 86.5
87.5 86.6 87.1 84.3 85.9
87.1 86.3 86.6 83.8 85.4

初弾の初速がガクッと下がりましたね。

マガジン5本の初弾の平均初速は89.9m/s(ビフォー比-5.2m/s)

最高でも91.5m/s

これなら気温が30℃になっても大丈夫そうです。

一方で、ビフォーの最低初速が84.7m/sだったのに対し、アフターの最低初速は83.8m/sと、そこまで大きく下がってはいません。

各マガジンのビフォーアフターの初速をグラフで比較してみると…

マガジン1

2

3

4(ビフォーが謎の超優秀)

5

こんな感じになりました。

気温が30℃を超えるような場合にオーバーする危険性のある初弾の初速を抑えつつも、「初速が下がり過ぎて使えない」ということにはならないことがわかります。

春や秋の気温が落ち着いた頃には、またバルブを全開にすればいい感じの初速で使うことができます。

152aガスを使う、インナーバレルを交換するなどして初速が上がっている方は気温が高い状態での初速を確認してみて、必要であれば調整してみて下さい。

春・夏・秋と、うまいこと安全にガスガンを楽しみましょう!

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